関東 · 東京都 · 杉並区
東京高円寺阿波おどり
Tokyo Koenji Awa Odori
JR高円寺駅のまわりの商店街と高南通りを、「連」と呼ばれる踊り手のグループが鳴り物に合わせて踊り進む。1957年に地元の商店街で始まり、いまでは東京で最大級の踊りの祭りになった。毎年8月下旬の土・日の2日間。
次回
2027年8月28日〜29日
303日後
毎年 8月23日 以降の最初の土曜 から 2日間
今後の開催: 2027年8月28日 / 2028年8月26日 / 2029年8月25日
由来
杉並区によれば、1957年に高円寺パル商店街(当時の高南商盛会)で、地域のにぎわいを求めて始まった。主催者の記念誌によれば、この年に生まれた商店街の青年部が、その記念に「高円寺ばか踊り」を行ったのが最初で、やがて「本場に学べ」を合言葉に「高円寺阿波踊り」と名を改めた。1961年には東京・深川の徳島県出身者でつくる「東京踊りの会」の指導を受け、1965年には幹部らが「阿波おどり留学」と称して徳島を訪ね、1979年には高円寺の連が初めて徳島の阿波おどりに参加するなど、本場との交流を重ねてきた。祭りは周辺の商店街や町会・自治会へと広がり、杉並区によれば、いまは約1万人の踊り手と延べ100万人を超える来場者を集める。
見どころ
見どころは、踊り手が観客のすぐ目の前を踊り進む流し踊りの熱気と迫力。2026年はJR高円寺駅と東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅のまわりの商店街と高南通りに9か所の演舞場が設けられ、延べ166の連が「ヤットサー」の掛け声とともに、それぞれの踊りや鳴り物、衣装を披露した。1994年から8か所だった演舞場は、2026年に「公園前演舞場」が加わって30年ぶりに増えた。日中は座・高円寺とセシオン杉並で、連による有料の舞台公演も行われる。
見方と作法
主催者は、道路や縁石にテープを貼っての場所取りを禁止し、店の営業を妨げるような場所取りや観覧も控えるよう求めている。演舞場の中に入っての撮影や、三脚・一脚・脚立・椅子・自撮り棒・ドローンなどの機材を使った撮影は禁止で、演舞中の連への飛び入りもできない。会場の周辺は路上禁煙。人ごみで危ないため、自転車やベビーカーでの来場は控えるよう呼びかけている。ごみは持ち帰りが原則だが、総合案内所に分別用のごみ箱が置かれる。祭りは、よほどの強い雨でない限り行われる。
行くなら
会場はJR中央・総武線の高円寺駅と東京メトロ丸ノ内線の新高円寺駅のまわりで、踊りは両日とも午後5時〜8時(2026年)。2026年は開催日にJR中央線の快速電車が高円寺駅に止まらず、新宿方面からは中野駅で総武線各駅停車か東京メトロ東西線に乗り換えるよう案内された。土・日の午後4時10分〜8時30分は、青梅街道・環状7号線・早稲田通り・馬橋通りに囲まれた地域で交通規制が行われるので、主催者は公共交通機関での来場を求めている。演舞場で座って見られる特別観覧席は販売ではなく、主催者への協賛(2026年は1口1万円または1万5千円の寄付)へのお礼として入場券が贈られる。
会場
JR高円寺駅周辺(南北商店街・高南通り)
杉並区, 東京都
地図で開く出典
- 杉並区 報道発表「第67回 東京高円寺阿波おどりが開催されます」(2026年8月18日。8月29日・30日、9演舞場、延べ166連、1957年)
- 広報すぎなみ No.2259(2019年8月1日号)「東京阿波おどり 高円寺」(8月24日・25日)
- 高円寺経済新聞「高円寺阿波おどり」開催へ(2025年8月14日。第66回は8月23日・24日)
- NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会 公式サイト(2026年 8月29日・30日)
- 公式「よくある質問」(場所取り・撮影・喫煙・交通規制・雨天)
- 公式「特別観覧席」(協賛へのお礼として入場券を進呈)
- 公式「アクセスマップ」(開催日は中央線快速が高円寺駅に停車しない)
- 公式 60周年記念誌 part1(1957年「高円寺ばか踊り」、1961年「東京踊りの会」、1965年・1979年の徳島との交流)
- 公式 60周年記念誌 part2(「本場に学べ」を合言葉に「高円寺阿波踊り」と改名)