中部 · 岐阜県 · 飛騨市
古川祭
Furukawa Matsuri
岐阜県飛騨市古川町の気多若宮神社の例祭。19日の夜、さらし姿の男たちが大太鼓を載せた櫓を担いで町を練り歩き、「付け太鼓」の若衆が次々と櫓に挑む「起し太鼓」が夜半まで続く。昼は彫刻や刺繍で飾った屋台が白壁土蔵の町を巡り、神輿の行列が町を回る。国の重要無形民俗文化財で、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つ。毎年4月19・20日。
次回
2027年4月19日〜20日
例年主催者が定めた日程の決まりから計算した日付です。
167日後
毎年 4月19日 から 2日間
今後の開催: 2027年4月19日 / 2028年4月19日 / 2029年4月19日
届ける 飛騨市 古川祭編(飛騨市公式チャンネル 公式チャンネル・YouTube)
由来
古川祭は、古川町の産土神である気多若宮神社の例祭。起し太鼓は、もとは祭りの始まりを知らせるため早朝に太鼓を叩いて町内を回る「目覚まし太鼓」「触れ太鼓」で、飛騨古川では太鼓が大きくなって今の形になったといわれる。屋台は江戸時代後期に発達した祭屋台の形をよく伝え、もとは神輿を警護する役目だった。1971年に国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選ばれ、1980年に「古川祭の起し太鼓・屋台行事」として重要無形民俗文化財に指定、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された。毎年3月1日の抽籤祭で、その年の起し太鼓と屋台の主事を務める組が決まる。
見どころ
19日の夜、数百人の男が担ぐ櫓の上で、直径1メートルほどの大太鼓に若者2人が背中合わせにまたがり、交互にバチを振り下ろす。 起し太鼓は、まつり広場の出立祭で祝い唄「めでた」を大合唱して始まる。行列の最後尾を行く大太鼓に小さな付け太鼓を近づける(付ける)ことが名誉とされ、交差点で待ち構えた付け太鼓が横から突進する攻防が夜中まで続く。太鼓打ちは地元の若者の憧れで一生に一度の役目、バチは1か月前から自分で柳の木を削って作る。夕方には付け太鼓の男たちが「とんぼ」と呼ばれる曲芸を見せる。20日は屋台がそろう「屋台曳揃え」で、からくり人形(麒麟台・青龍台)、白虎台の子ども歌舞伎、神楽台の獅子舞が披露され、夜は提灯をともした屋台が町を巡って祭りの終わりを告げる。
見方と作法
起し太鼓は交差点で付け太鼓が大太鼓に突進するので、道の真ん中にいると突き飛ばされる(飛騨市観光協会)。見るときは沿道に寄って見る。神輿の行列は、獅子舞を先頭に雅楽や旗持ちなど約300人が2日かけて氏子の町を回り、各組の当番会所で祝詞が奏上される厳かな行事。
行くなら
会場は飛騨古川の市街地で、JR飛騨古川駅から歩いて約5分。 起し太鼓は19日の夜、屋台曳揃えは主に20日で、20日の夜に夜祭がある。雨の場合、屋台曳揃えは中止になるが、起し太鼓は雨でも行われる。臨時駐車場が設けられるが非常に混み合うので、公共交通機関の利用が勧められている。19日は高山との間に臨時列車が出る(2026年)。
会場
飛騨古川の市街地
飛騨市, 岐阜県
地図で開く出典