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関西 · 京都府 · 京都市

京都五山送り火

Gozan Okuribi

お盆に迎えた先祖の霊を送る、京都の夏の伝統行事。市街を囲む山に「大」「妙法」の文字や船形、「左大文字」、鳥居形の火が、午後8時から順にともる。毎年8月16日。

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2027年8月16日

289日後

毎年 8月16日

今後の開催: 2027年8月16日 / 2028年8月16日 / 2029年8月16日

由来

送り火は、迎え火で迎えた祖霊(お精霊さん)を再び浄土へ送る、盆を締めくくる行事。主催する京都五山送り火連合会は、仏教が庶民に広まった室町時代以降に広く行われるようになり、江戸時代中期には今の五山の形ができていたと考えている。大文字の空海説・足利義政説のように、五つの送り火にはそれぞれ起源の伝承があるが、同時代の記録はほとんどない。地元の人々の信仰で始まった宗教的行事だからだといわれ、今も各山の地域の人々が受け継いでいる。

見どころ

午後8時に東山の如意ヶ嶽に「大」がともり、5分おきに火が北と西の山へ移っていく。8時5分に松ケ崎の「妙」「法」、10分に西賀茂の船形、15分に金閣寺に近い大北山の「左大文字」、20分に嵯峨の鳥居形がともり、各山とも30分ほど灯される。一か所から五つすべては見えないので、どの火を見るかで場所を選ぶ。大文字は鴨川(賀茂川)の丸太町橋から御薗橋のあたりや京都御苑、鳥居形は渡月橋や広沢池のあたりからよく見える。

見方と作法

主催者は送り火を、祖霊信仰と仏教が結びついた宗教的行事と説明している。当日は点火作業と危険防止のため五つの山すべてに登れず(大文字山のほかは一年中入山禁止)、ドローンも使わないよう求められている。情緒を守るため、山科区と伏見区を除く市内では午後7時50分から1時間、屋外灯やネオンの消灯が呼びかけられる。夜の河川敷は暗く転落の危険があるのでなるべく入らず、増水時は立ち入らない。混雑の中の歩きスマホも控えるよう呼びかけられている。雨や強風のときは点火の時刻が前後することがある。見るだけでなく、先祖供養や無病息災を書いた護摩木を納めれば、送り火の火床で焚いてもらえる。

行くなら

夜の行事で、午後8時に最初の火がともり、最後の鳥居形が消えるのは8時50分ごろ。一つの会場に集まるのではなく、京都市街のあちこちから山を見上げる。人気の場所は早くから混み、8月半ばの京都は夜も暑い。観光協会は混雑と熱中症を避けたい人に、KBS京都・BS11のテレビ・ネット中継で見ることも勧めている。大文字の護摩木は15日の午後と16日の午前に銀閣寺の門前で受け付け、ほかの山にもそれぞれ受付がある(なくなり次第終了)。前日15日の夜には松ヶ崎の涌泉寺で題目踊・さし踊があり、さし踊は誰でも踊れる。16日の夜には嵐山で灯籠流しもある。

会場

京都市街を囲む五山(如意ヶ嶽・松ケ崎・西賀茂・大北山・嵯峨鳥居本)

京都市, 京都府

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出典

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