関西 · 和歌山県 · 那智勝浦町
那智の扇祭り
Nachi no Ōgi Matsuri
熊野那智大社の神々が12体の扇神輿で那智の滝へ渡り、12本の大松明の炎が参道を清める。毎年7月14日。
次回
2027年7月14日
258日後
毎年 7月14日
今後の開催: 2027年7月14日 / 2028年7月14日 / 2029年7月14日
由来
熊野那智大社によれば、那智の山の信仰は、神武天皇の東征の折に那智の滝を大己貴命(大国主命)の御霊代として祀ったことに始まると伝えられ、仁徳天皇5年に滝の本から山の中腹へ社殿を遷したのが大社の起こりとされる。扇祭りは、山上の本社から12体の扇神輿に神霊を遷して滝へ渡御し、滝への信仰の根本にある水の神意を表す神事。大松明の炎で参道を清めることから「那智の火祭り」とも呼ばれる。2015年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
見どころ
午後2時ごろからの「御火行事」が見せ場。白装束の氏子が担ぐ12本の大松明(重いもので約50キロ)が、滝へ続く参道の石段で扇神輿を迎え、その炎で清める。扇神輿は高さ約6メートルの板に32本の金扇と鏡を飾り、那智の滝の姿を表したもの。午前中は境内の特設舞台で、子どもたちの大和舞、ユネスコ無形文化遺産の那智田楽、御田植式が奉納される。御火行事のあと、滝の前ではカラス帽をかぶった神職が松明で神輿の鏡を打つ「扇褒め」の神事があり、神輿は午後3時半ごろ本社へ還る。
見方と作法
和歌山県の案内によれば、御火行事では大松明の炎や火の粉が上がるので、観覧エリアの規制線の内側には入らないよう求められている。荒天や災害のときは、神事の内容が変わったり中止になったりすることがある。
行くなら
参拝・観覧は無料で、申し込みはいらない。御火行事の時間は滝前の参道がとても混み合うので、那智勝浦町は早めに参道沿いで待つよう勧めている。那智山の有料駐車場は例年午前10時半ごろに満車になり、その後は山の中腹の臨時駐車場(大門坂駐車場など)に停めて無料のシャトルバスに乗る。大社はできるだけ公共交通機関を使うよう呼びかけている。JR紀伊勝浦駅から路線バスで那智山へ向かい、当日は「那智山」バス停でしか乗り降りできない。石段が多く滑りやすいので、歩きやすい靴と暑さ対策を。
会場
飛瀧神社(那智の滝)
那智勝浦町, 和歌山県
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