中部 · 福井県 · 小浜市
お水送り
Omizuokuri
奈良・東大寺二月堂のお水取りに先がけて、若狭の神宮寺から鵜の瀬へ御香水を送る神事。松明行列が遠敷川沿いを進み、夜の鵜の瀬で水を川に注ぐ。毎年3月2日。
次回
2027年3月2日
122日後
毎年 3月2日
今後の開催: 2027年3月2日 / 2028年3月2日 / 2029年3月2日
由来
奈良時代から伝わる神事。東大寺の修二会に全国の神々が集ったとき、若狭の遠敷明神は漁に忙しくて遅れ、おわびに観音様に供える水を若狭から送ると約束したと伝わる。鵜の瀬で流した水は10日ほどかけて二月堂の「若狭井」に届き、3月12日のお水取りで汲み上げられるといわれる。
見どころ
見どころは、松明の火が闇の中を鵜の瀬へ向かう行列と、送水神事。夕方、神宮寺の本堂で松明を振り回す達陀の行と大護摩があり、その火を移した大松明を先頭に、白装束の僧や一般の参加者が2kmほど先の鵜の瀬まで歩く。鵜の瀬でも大護摩がたかれ、住職が竹筒から御香水を遠敷川に注ぐ。
見方と作法
松明行列には、手松明を奉納すれば一般の人も加われる(予約制)。観光協会は「イベントではなく、あくまでも神事」と呼びかけていて、酒気を帯びたり大声を出したりはできない。火の粉が飛び足元も悪いので、暖かく、焦げてもよい服で行く。神宮寺の御神体と本尊は撮影できない。雨のときの扱いは公表されていないが、2026年は時折雨の降る中で行われた。
行くなら
会場は小浜市の神宮寺と、遠敷川の上流の鵜の瀬。神宮寺はJR東小浜駅から約3km。例年の予定では、午後6時半ごろに達陀、7時半ごろに松明行列が出発し、8時半すぎに送水神事(2026年は午後9時前)。当日は小浜駅などから有料のシャトルバスが出て、夜は神宮寺から鵜の瀬までの道が通行止めになる。神宮寺は準備のため2月15日から3月5日まで拝観できない。
会場
神宮寺・鵜の瀬
小浜市, 福井県
地図で開く出典
- 若狭おばま観光協会「若狭おばまのお水送り」(必ず3月2日、遠敷明神の伝説、約2km、松明行列への参加、2026年のシャトルバスと交通規制)
- 若狭おばま観光協会「令和8年お水送り手松明の予約について」(手松明の予約、イベントではなく神事、服装)
- 小浜市「お水送り」(毎年3月2日、10日間かけて若狭井に届く)
- 小浜市 お水送りの案内 2020年(奈良時代から伝わる神事、3月12日のお水取り、次第と時刻、約1.8km)
- ふくいドットコム(福井県観光連盟)「お水送り」(毎年3月2日)
- ふくいドットコム「お水送り」特集 2024年(次第と時刻、酒気帯び・大声は不可、御神体とご本尊は撮影禁止、東小浜駅から3km、2月15日〜3月5日は拝観不可)
- ふくいドットコム 英語版「Omizu-Okuri "Water-Sending" Ritual」
- 福井新聞「鵜の瀬」(毎年3月2日に若狭井に香水を送る)
- 小浜市建設業会 2021年3月(3月2日小浜市神宮寺で執り行われ)
- 中日新聞 2024年3月3日(小浜市の神宮寺周辺で2日)
- 中日新聞 2025年3月(2日夜、遠敷明神がおわびに御香水を送る約束)
- 中日新聞 2026年3月3日(2日夜、小浜市の神宮寺周辺で)
- 共同通信(熊本日日新聞) 2026年3月2日(遠敷川に注ぐと地下を通って若狭井に湧き出る、時折雨が降る中)
- 若狭湾観光連盟 2026年(3月2日夜、午後7時半ごろ行列が出発、午後9時前に送水神事、竹筒から御香水)