祭りMATSURIEnglish

東北 · 福島県 · 南相馬市

相馬野馬追

Soma Nomaoi

甲冑の騎馬武者およそ400騎が、先祖伝来の旗指物を背に原野を駆ける。

次回

2027年5月29日〜31日

212日後

毎年 5月最終月曜 の2日前 から 3日間

今後の開催: 2027年5月29日 / 2028年5月27日 / 2029年5月26日

由来

主催者によれば、相馬氏の遠祖とされる平将門が、下総国小金ヶ原(現在の千葉県北西部)に放した野馬を敵兵に見立てて軍事演習を行い、捕らえた馬を神馬として氏神の妙見に奉納したのが始まりと伝わる。相馬氏が陸奥に移ってからも代々の当主が受け継ぎ、江戸時代には中村藩が原野に牧を整えた。いまの雲雀ヶ原祭場地はその一部である。明治に入って藩の行事としては続けられなくなったが、妙見を祀る相馬三社(相馬中村・相馬太田・相馬小髙神社)の祭礼として今日まで続いている。国の重要無形民俗文化財。長く7月の行事だったが、温暖化による人馬への影響を考え、2024年から5月に移った。

見どころ

3日とも中身が違う。初日は各地の郷から騎馬武者が出陣する「お繰り出し」と、祭場地での宵乗り競馬。中心は2日目で、400騎あまりが神輿を擁して野馬追通りを進む「お行列」のあと、雲雀ヶ原祭場地で甲冑姿のまま走る「甲冑競馬」、打ち上げられた2本の御神旗を数百騎が奪い合う「神旗争奪戦」が続く。3日目の「野馬懸」は相馬小髙神社で、白鉢巻に白装束の御小人が、追い込んだ荒駒を素手で捕らえて神前に奉納する。

見方と作法

主催者が観覧の作法として挙げているのは次のとおり。馬の前やお行列を横切らない。高いところからお行列を見下ろさない。馬の後ろに立たない。馬にフラッシュを当てない。急に手を出したり大声を出したりして馬を驚かせない。ドローンと自撮り棒は使えない。雨でも傘は差さず、雨合羽で見る。

行くなら

2日目に雲雀ヶ原祭場地で行われる甲冑競馬と神旗争奪戦を見るには観覧券が要る(中学生以下は自由席なら無料)。祭場地は自然の斜面を使った草地なので、敷物と歩きやすい靴を用意する。行事は相馬市・南相馬市・浪江町に分かれていて、3日目の野馬懸は南相馬市小高区。雨天決行で、警報が出た場合は中止になることがある。南相馬市の原ノ町駅が最寄りで、東京から常磐線の特急で約3時間半。

会場

雲雀ヶ原祭場地

南相馬市, 福島県

地図で開く

出典

← 一覧へ