中部 · 富山県 · 高岡市
高岡御車山祭
Takaoka Mikurumayama Matsuri
富山県高岡市の高岡関野神社の春の例大祭。金工や漆工の技で飾られた7基の御車山が、優雅な囃子とともに城下町の旧市街を巡る。国の重要有形・無形民俗文化財の両方に指定されている。毎年5月1日。
次回
2027年5月1日
181日後
毎年 5月1日
今後の開催: 2027年5月1日 / 2028年5月1日 / 2029年5月1日
由来
天正16年(1588)、豊臣秀吉が後陽成天皇を聚楽第に迎えたときに使った御所車を前田利家が譲り受け、慶長14年(1609)に高岡城を築いた前田利長が町の人々に与えたのが始まりと伝えられる。町衆はこれを、関野神社の春祭で神輿の巡行に供奉して曳くようになり、高岡の町民の財力と工芸の技を注いで、日本でも屈指の華やかな曳山に育てた。平成28年(2016)には「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に記載された。
見どころ
正午、7基の御車山が片原町交差点に勢ぞろいする勢揃式。御車山は御所車の形をした曳山で、車輪や高欄、長押には高岡の金工・漆工の粋を集めた装飾が施され、上には神霊を迎える心柱や花笠が立つ。からくり人形を載せた山もある。行列の先頭には坂下町の源太夫獅子が立ち、7基は町の人々の力で押し進められて、優雅な囃子とともに山町筋などの旧市街をゆっくりと巡る。前日4月30日の夜は宵祭で、御車山がライトアップされる。
見方と作法
御車山祭は高岡関野神社の春の例大祭で、御車山は神輿の渡御に供奉して曳かれる。これを「奉曳(ぶえい)」と呼ぶ。御車山そのものも国の重要有形民俗文化財に指定されている。会場の旧市街に車は乗り入れられない。
行くなら
見るなら5月1日の正午、片原町交差点の勢揃式。曳き回しは昼前から夕方まで続き、前夜4月30日のライトアップも見られる。会場は、あいの風とやま鉄道の高岡駅から歩いて10分ほどの山町筋・片原町周辺。北陸新幹線の新高岡駅からは高岡駅までバスで約10分。車なら高岡駅周辺の市営駐車場を使う。祭りの日以外も、山町筋の高岡御車山会館で御車山を見られる。
会場
高岡関野神社・山町筋・片原町周辺
高岡市, 富山県
地図で開く出典
- 富山県公式観光サイト「とやま観光ナビ」高岡御車山祭(毎年5月1日、1588年の御所車と1609年の前田利長、7基、正午の勢揃式、2026年5月1日・4月30日宵祭、アクセス・駐車場)
- 富山県公式観光サイト 英語版「Takaoka Mikuruma-yama Festival」(5月1日 11:00〜18:00 曳き回し)
- 北陸中日新聞 2026年5月1日(勢揃式のあと坂下町の源太夫獅子の先導で巡行)
- 文化遺産オンライン「高岡御車山祭の御車山行事」(公開日:毎年5月1日、前田利長、4月30日の山飾り、5月1日の御車山揃えと奉曳・神輿渡御、2016年ユネスコ)
- 文化遺産オンライン「高岡御車山」(重要有形民俗文化財、心柱・花がさ・かご)
- 文化遺産オンライン「越中国高岡関野神社祭礼繁昌略図」(7基の順番、二番町だけ二輪)