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呼子大綱引
Yobuko Ōtsunahiki
佐賀県唐津市呼子町で、町が浜組と岡組に分かれて大綱を引き合う五月節供の綱引き。浜組が勝てば大漁、岡組が勝てば豊作といわれる。毎年6月の第1土曜(子ども綱)とその翌日の日曜(大人綱)。
次回
2027年6月5日〜6日
215日後
毎年 6月第1土曜 から 2日間
今後の開催: 2027年6月5日 / 2028年6月3日 / 2029年6月2日
由来
呼子の大綱引は、古くは旧暦の五月節供に行われていた「菖蒲綱(しょうぶづな)」と呼ばれる綱引きで、漁と作物の豊凶を占い、初節供を迎える子どもの無事な成長を願う。昭和49年(1974年)からは6月の第1土曜とその翌日の日曜に行われている。地元では、豊臣秀吉が名護屋城に陣を構えていたころ、将兵の士気を高めるために軍船のとも綱を引かせたのが始まりと伝えられる。九州で唯一の五月節供の綱引きとして、2013年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
見どころ
日曜の午後、三神社の前の通りで、町の11地区がサキカタ(浜組)とウラカタ(岡組)に分かれ、銅鑼で囃しながら大綱を引き合う。3本勝負で、先に2本取った方の勝ち。綱の中心の「ミト」は、2本の大綱の結び目を藁と莚で包み、菖蒲を入れたもの。綱引きの前には、初節供の子どもをミトに乗せてお祓いを受ける。曲がりの多い町中の道で引くので、曲がり角には綱が家に触れないよう棒杭(ボングイ)が立ち、こすれて熱を持たないよう水がかけられる。
呼子大綱引の紹介(Leading 2 Nagoya #21)(唐津市公式チャンネル 公式チャンネル・YouTube)
見方と作法
呼子の人々が漁と作物の出来を占う行事で、綱を引くのは地区の若衆(ワッカシ)が中心。浜組と岡組の人数はそろえず、数えることもしない。ワッカシはボングイの上に乗って指揮をとるので、見物は綱と引き手の動きの邪魔にならない場所から。
行くなら
見るなら6月第1日曜の午後、三神社前の「大綱引通り」で。大人綱には観光客も誰でも引き手として加わることができ、法被は振興会が用意している。雨でも通常どおり行われる(2023年)。前日の土曜の午後は、呼子市民センター前で小学生以下の子ども綱がある。日曜の午前中は、ワッカシが銅鑼を叩きながら家々を回る町廻りが見られる。呼子大綱引会館(入館無料)では、大綱引の歴史と、実際に使われる大綱が展示されている。
会場
呼子町の大綱引通り(三神社前)
唐津市, 佐賀県
地図で開く出典
- 文化庁 国指定文化財等データベース「呼子の大綱引き」(公開日 毎年6月第一土曜日とその翌日の日曜日、昭和49年以来、旧暦五月節供、菖蒲綱、九州で唯一、サキカタ・ウラカタ11地区、3回で先に2回、ミト・菖蒲、ボングイ・水、初節供のお祓い、人数を数えない、子ども綱は呼子支所前、2013年指定)
- 文化遺産オンライン「呼子の大綱引き」(重要無形民俗文化財、保護団体 呼子大綱引振興会)
- 唐津観光協会「呼子大綱引2026」(6月6日 こども綱・呼子市民センター、6月7日 大人綱・三神社前、大綱引通り、主催 呼子大綱引振興会、秀吉の由来、チラシに呼子大綱引会館 入館無料)
- 唐津観光協会「呼子大綱引」2025(6月7日 こども綱、6月8日 大人綱)
- 佐賀新聞「「呼子大綱引」飛び込み参加を 6月3・4日、4年ぶりに開催 引き手募集」2023年5月31日(振興会が引き手の飛び込み参加を募る、法被は準備、観光客など誰でも参加できる、雨天時も通常通り、こども綱は小学生以下、市呼子大綱引会館)
- 佐賀新聞「呼子大綱引 6月7日から開催!」2025年6月5日(大人綱は3本勝負で誰でも参加できる)
- 佐賀新聞「呼子大綱引、岡組が5年ぶり制し「豊作」呼び込む」2024年6月2日
- 佐賀新聞「呼子大綱引」の記事一覧(2023年6月3・4日に4年ぶり開催、2020〜2022年は中止)