関西 · 奈良県 · 奈良市
春日若宮おん祭
Kasuga Wakamiya On-matsuri
春日大社の若宮が年に一度御旅所へ移り、一昼夜のうちに古い芸能が次々と奉納される。
次回
2026年12月15日〜18日
48日後
毎年 12月15日 から 4日間
今後の開催: 2026年12月15日 / 2027年12月15日 / 2028年12月15日
由来
春日大社の若宮の祭り。公式によれば、長承年間に大雨と洪水による飢饉と疫病が広がり、関白藤原忠通らが若宮の加護を願って、1135年に現在の地に御殿を造営した。翌1136年の旧暦9月17日、春日野に御神霊を迎えて祭礼を奉仕したのが始まりとされる。以後、五穀豊穣と万民安楽を祈って、大和一国を挙げて行われてきた。日付は室町時代に11月27日へ移り、明治時代からは新暦の12月17日に定められた。公式は900年近く途切れることなく続いているとしている。国の重要無形民俗文化財。
見どころ
中心は12月17日。午前0時、若宮の御神霊が本殿から御旅所の行宮へ遷される「遷幸の儀」に始まる。正午の「お渡り式」は平安時代から江戸時代に至る風俗の行列で、馬50頭・奉仕者1000人に及び、最後尾を大名行列が締めくくる。午後2時半からの「御旅所祭」では、行宮の前の芝舞台で神楽・田楽・細男・猿楽(能楽)・舞楽などが午後10時半過ぎまで奉納される。御神霊はその日のうちに本殿へ還る(還幸の儀)。
見方と作法
遷幸の儀と還幸の儀は浄闇の中で行われる。遷幸の儀では参道の灯りがすべて消され、参列者は写真はもちろん、懐中電灯をともすことも許されない。神職が御神霊を榊で囲み、「ヲー、ヲー」という警蹕の声とともに進む。
行くなら
会期は12月15日〜18日だが、見に行くなら17日になる。昼なら正午のお渡り式(奈良県庁前から近鉄奈良駅前、三条通を経て御旅所へ)と、続く御旅所祭。深夜の遷幸の儀は17日に日付が変わった瞬間なので、16日の夜から春日大社に向かうことになる。12月の奈良の深夜は冷え込むので、暖かい服装が要る。18日の午後には奉納相撲と後宴能がある。
会場
春日大社若宮・御旅所
奈良市, 奈良県
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