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東北 · 福島県 · 二本松市

二本松の提灯祭り

Nihonmatsu no Chōchin Matsuri

福島県二本松市の二本松神社の例大祭。1台に300個ほどの提灯をつけた7台の太鼓台が、祭り囃子を奏でながら城下町を練り歩き、秋の夜を紅く照らす。毎年10月の第1土・日・月曜日の3日間。

次回

2027年10月2日〜4日

335日後

毎年 10月第1土曜 から 3日間

今後の開催: 2027年10月2日 / 2028年10月7日 / 2029年10月6日

由来

寛永20年(1643)に二本松城主となった丹羽光重は、よい政治のためにはまず領民に神を敬う心を高めることが大切と考え、寛文元年(1661)、城内にまつられていた八幡社と熊野社を合わせて今の地に移して領内の総鎮守とし、領民なら誰でも自由に参拝できるようにした。寛文4年(1664)、二本松神社から神輿を渡し、神楽太鼓を打って町々に繰り出したのが祭りの始まりとされる。祭日はかつて旧暦8月14日からの3日間で、大正7年(1918)の二本松大火の後は10月4日から6日となり、令和元年(2019)からは10月第1土曜日からの3日間になった。昭和62年(1987)に「二本松の祭り囃子」が、平成23年(2011)には祭り全体が「二本松の提灯祭り」として、福島県の重要無形民俗文化財に指定された。

見どころ

初日の宵祭りの夜、二本松神社の御神火を紅い提灯に移した7台の太鼓台が、3千もの提灯を連ねて市内を練り歩く。太鼓台は彫刻と金箔で飾られ、夜は庇の上に組んだ枠に300個ほどの提灯をともし、屋根には「すぎなり」という高さ11mほどの竹を立てて先に8個の提灯を下げる。提灯の中は本物のろうそくで、若連が屋根に登り、一晩に1台あたり1,500本を超えるろうそくを手際よく取り替えていく。太鼓台の上では、若連の大太鼓と笛、子どもたちの小太鼓と鉦が、上り坂、下り坂、平らな道で決まった曲を奏で分ける。7台がそろって夜に運行するのはこの日だけで、最後は二本松駅前に集まる。2日目の本祭りは神輿が町を渡り、太鼓台が二本松神社の石段下に並ぶ「宮詰」がある。3日目の後祭りの夜は、4町と3町の二手に分かれて合同で引き廻し、お囃子は夜更けまで鳴りやまない。

見方と作法

二本松神社の例大祭で、太鼓台はそれぞれの町内(字)の若連が引き廻す。主催者は、見物の人に次のことを求めている。太鼓台に触らない。太鼓台の綱をまたがない。強引に割り込んだり押したりしない。歩きたばこはしない。ごみはごみ箱に捨てるか持ち帰る。現場の若連や警察官、交通警備員の指示に従う。場所によっては、若連と一緒に太鼓台の綱を引けることがあるが、そのときはほかの字の手拭いを身につけない。雨の扱いは公表されていないが、2024年は強い雨の中でも、太鼓台を提灯保護のシートで覆うなどして予定どおり運行した。

行くなら

見るなら初日の宵祭り。7台の太鼓台がそろい、提灯をともして夜の町を巡るのはこの夜だけ。宵祭りは午後5時、市の中心部に集まった太鼓台の提灯に、二本松神社の御神火が一斉にともされて始まる。二本松神社へは、JR東北本線の二本松駅から歩いて約3分。祭りの間は市役所や霞ヶ城公園などに無料の臨時駐車場が設けられ、路上駐車はしないよう求められている。太鼓台の運行経路と時刻は二本松市観光連盟が毎年出す運行経路図で、太鼓台の今いる場所は祭りの3日間に配信される位置情報の地図で確かめる。

会場

二本松神社・二本松市街

二本松市, 福島県

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出典

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