関東 · 千葉県 · いすみ市
大原はだか祭り
Ōhara Hadaka Matsuri
千葉県いすみ市大原の秋祭り。初日、十数基の神輿が大原海水浴場から一斉に海へ担ぎ込まれ、波の中でもみ合い、高々と投げ上げられる「汐ふみ」が見どころ。両日の夕方には、すべての神輿が商店街を練って大原小学校に集まり、花火の下で別れを惜しむ「大別れ式」がある。五穀豊穣と大漁を願う、江戸時代から続く祭り。毎年9月23〜24日。
次回
2027年9月23日〜24日
見込み過去の開催日から割り出した日付です。主催者の発表で確定したら更新します。
323日後
毎年 9月23日 から 2日間
今後の開催: 2027年9月23日 / 2028年9月23日 / 2029年9月23日
由来
江戸時代から行われていたとされる。大井区の瀧内神社には祭りの風景を描いた文久4年(1864)奉納の絵馬があり、別の絵馬には天保12年(1841)とあることから、天保年間にはすでに祭礼のしきたりや組織ができあがっていたと考えられている。当時から十社まいりや浜での大漁祈願、汐ふみ、大別れ式が行われ、住民は「何を質に入れても祭りの仕度を整えた」という。領主は祭りが人々をまとめることを重んじ、神輿渡御が無事に終わると早飛脚で大多喜城主に知らせたと伝わる。祭日は昔は8月13〜15日、改暦で明治6年(1873)から9月23〜25日となり、大正2年(1913)から9月23・24日の2日間になった。1973年、千葉県で開かれた国体の開会式に神輿と担ぎ手が出たのをきっかけに「大原はだか祭り」と呼ばれるようになった。戦時中、氏子総代が祭り騒ぎは控えたいと警察に申し出たところ、地域の士気を高めるのによいので大いに盛んに行うよう、署から言い渡されたとも伝わる。
見どころ
初日の「汐ふみ」。 大原海水浴場で、五穀豊穣と大漁を願って十数基の神輿が一斉に海へ担ぎ込まれ、もみ合う。神輿は海の中を駆け巡り、高々と投げ上げられる。両日の夕方の「大別れ式」は祭りのクライマックスで、木戸泉酒造の前に集まったすべての神輿が、祭り唄とともに大原中央商店街を練って大原小学校へ向かう。約1キロの通りは人と神輿で埋まる。校庭に入った神輿は競うように駆け巡って投げ上げられ、花火が上がると神輿は寄り添い、担ぎ手は「若けもんども 別れがつらい 会うて別れがなけりゃよい」と唄って別れを惜しむ。
見方と作法
動く神輿は、自転車や自動車と同じく、ぶつかると大変危険。警察や警備員、各神社の交通係の指示に従う。神輿が道路を渡ることもあるので、通るときは十分に気をつける。会場と周りでのドローンの飛行は原則禁止で、ごみは持ち帰る(2026年の案内)。夕方の商店街の渡御は、その年の当番(年番)の神社2社が並んで先頭に立ち、地区ごとの順に続く。
行くなら
汐ふみは9月23日、大原海水浴場で。大別れ式は23・24日の両日、夕方に大原中央商店街から大原小学校へ。 汐ふみの前には、大原漁港で五穀豊穣・大漁祈願祭がある。JR外房線の大原駅から各会場へは歩いて行ける(大原海水浴場まで約20分)。期間中は各所で交通規制があり、公共交通機関と徒歩で来るよう呼びかけられている。駐車場は市役所大原庁舎と大原文化センターにあるが台数に限りがあり、汐ふみ・大別れ式の会場の近くには駐車場も車寄せも無い。周りの店や施設への無断駐車は断られている(2026年)。
会場
大原(いすみ市)
いすみ市, 千葉県
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