祭りMATSURIEnglish

関東 · 千葉県 · 香取市

佐原の大祭 秋祭り(諏訪神社秋祭り)

Sawara no Taisai Aki Matsuri

小野川の西側、佐原の新宿地区を、大人形を載せた14台の山車が佐原囃子とともに曳き廻される。諏訪神社の秋祭りで、毎年10月第2土曜日を中日とする金・土・日の3日間。

次回

2027年10月8日〜10日

342日後

毎年 10月第2土曜 の1日前 から 3日間

今後の開催: 2027年10月8日 / 2028年10月13日 / 2029年10月12日

由来

香取市によれば、佐原の町は小野川を境に東の本宿と西の新宿に分かれ、本宿では7月に八坂神社の祇園祭、新宿では10月に諏訪神社の秋祭りが行われる。この二つを合わせて「佐原の大祭」と呼ぶ。新宿は天正年間(1573〜1591年)に新しく開かれた地域で、のちに諏訪社を鎮守として祀るようになり、1721年(享保6年)には名主の伊能権之丞が中心となって、祇園祭とは別に練り物を出す諏訪の祭礼を始めた。新宿はこれ以降祇園祭に関わらなくなり、香取市はこの年を佐原の山車祭りの起源としている。千葉県の観光公式サイトによれば、諏訪神社は農業の神とされる建御名方命を祀り、秋祭りは豊作への感謝として行われる。2004年に「佐原の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録された。

見どころ

見どころは、中日の土曜に14台の山車が一列にそろう「揃い曳き」と、曲曳き「のの字廻し」。2026年は土曜の正午ごろ、香取街道(旧風月堂付近)に14台が整列し、佐原囃子と手踊りの披露のあと、午後1時半から「通し砂切」とともに巡行して、夕方4時半ごろ忠敬橋のあたりで各町内の山車が「曳き別れ」となった。のの字廻しは、重さ3〜4トンの山車を向かって左前の車輪を軸にして、筆で「の」の字を書くように数回まわす曲曳きで、各町内が決めたコースを自由に曳き廻す「乱曳き」の山車が指定の場所を通るときに不定期に行われる。山車の上には江戸時代後期から昭和初期にかけての人形師が作った大人形などが飾られ、上新町の山車には諏訪神社の祭神「諏訪大神」が載る。金曜の午後には神輿が諏訪神社から御旅所へ渡り、日曜の朝に神社へ戻る。

見方と作法

香取市は2026年、祭りの区域内にドローンを持ち込んだり飛ばしたりしないこと、路上での喫煙やごみのポイ捨てをしないことを呼びかけ、車両通行止めの区間を自転車で走ると通行禁止違反になると注意した。周辺道路への違法駐車や近くの店などへの迷惑駐車もやめるよう求めている。祭りは雨でも行われ、雨の日は山車の人形にビニールシートがかけられる。

行くなら

会場は諏訪神社を中心とする新宿地区で、JR成田線の佐原駅の駅前からもう祭りの区域になる。東京駅からは快速で約110分。2026年は各日午前10時〜午後10時に山車が曳き廻され、土日には新宿駅から佐原駅への臨時特急「あやめ」が走った。東京駅からの高速バス(約85分)も佐原駅の近くに着く。車の場合は利根川河川敷の臨時駐車場(2026年は約1,000台・無料)からシャトルバスが出て、2026年は1人500円(小学生以上)の「佐原の大祭環境整備協力金」が求められた。山車の現在地は香取市の「佐原の大祭デジタルMAP」で確かめられる。

会場

佐原新宿地区(諏訪神社周辺)

香取市, 千葉県

地図で開く

出典

← 一覧へ