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中部 · 愛知県 · 津島市

尾張津島天王祭

Owari Tsushima Tennō Matsuri

津島神社の祭礼で、600年近く続くとされる川祭り。夏の夜、提灯を半円形に掲げた5艘のまきわら船が天王川公園の池を漕ぎ渡り、翌朝は能人形を乗せた車楽舟に姿を変える。毎年7月第4土曜の宵祭と、翌日曜の朝祭。

次回

2027年7月24日〜25日

267日後

毎年 7月第4土曜 から 2日間

今後の開催: 2027年7月24日 / 2028年7月22日 / 2029年7月28日

由来

津島神社は、全国に約3000社ある津島神社・天王社の総本社で、「津島のお天王さま」と呼ばれてきた。天王祭はその祭礼で、津島市によれば長禄3年(1459年)の記録が残り、600年近く続いている。1558年には織田信長が観覧し、その後も豊臣秀吉や尾張藩主がたびたび訪れたという。かつては旧暦6月14・15日に行われていたが、いまは7月第4土曜とその翌日に開かれる。1980年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には全国33件の「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。

見どころ

見どころは、宵祭の夜、提灯に灯がともったまきわら船が天王川公園の丸池を漕ぎ渡る光景。まきわら船は2艘の舟をつないで屋台を組み、半円形に1年の日数を表す365個、中央に高く立てた真柱に1年の月数を表す12個の提灯を掲げる。2026年は午後6時30分に車河戸で提灯に灯をともす「如意点火」が始まり、午後8時15分に5艘が御旅所へ向けて出船した。津島市はこの場面を「宵祭の一番の見どころ」としている。翌日の朝祭では、まきわら船が能人形を乗せた車楽舟に模様を替え、市江車を加えた6艘が池を渡る。市江車に乗った10人の鉾持ちが布鉾を持って次々に池へ飛び込み、泳いで神前に布鉾を納める。布鉾のしずくをつけると病気やけがが治るという言い伝えもある。

見方と作法

宵祭・朝祭とも少雨なら決行する。台風などのときは中止や縮小になり、日を延ばすことはない(2018年は台風で宵祭の出船が中止になり、朝祭も2艘だけで行われた)。主催者は、危険区域に立ち入らないこと、ドローンなどを持ち込んで飛ばしたり撮影したりしないこと、桟敷から物を投げないこと、ごみを持ち帰ることを求め、宵祭の夜に上がる花火の降灰にも注意を呼びかけている(2026年)。池のまわりの観覧席や桟敷は有料で、毎年春から販売される。

行くなら

会場は名鉄津島駅から歩いて約15分の天王川公園。宵祭は夕方から夜、朝祭は午前中。2026年は宵祭が午後6時から、朝祭が午前9時10分から。津島駅へは名鉄名古屋駅から約24分。宵祭の日は天王川公園の駐車場が使えず、市内の学校などに臨時駐車場が設けられたが、夜間は閉鎖された(2026年)。主催者は宵祭の日の会場周辺の混雑を、午後5時ごろから10時30分ごろと見込んでいた(2026年)。

会場

天王川公園(丸池)

津島市, 愛知県

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出典

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