九州・沖縄 · 宮崎県 · 高千穂町
神話の高千穂夜神楽まつり
Shinwa no Takachiho Yokagura Matsuri
宮崎県高千穂町の高千穂神社で、国の重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」の三十三番すべてを2日間かけて舞う祭り。ふだんは集落の神楽宿で夜通し奉納される神楽を、神社の神楽殿で無料・出入り自由で見られる。11月22・23日。
次回
2026年11月22日〜23日
確定主催者の発表で確かめた日付です。
19日後
毎年 11月22日 から 2日間
今後の開催: 2026年11月22日 / 2027年11月22日 / 2028年11月22日
由来
高千穂の夜神楽は、天照大神が天岩戸に隠れたとき、岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞ったのが始まりと伝えられる。平安末期から鎌倉時代にかけて成立したといわれ、江戸時代の末ごろまでは高千穂神社の神職を中心に伝えられ、その後三十三番に整えられて集落ごとに受け継がれてきた。秋の実りに感謝し翌年の豊作を祈る神事で、毎年11月中旬から2月上旬にかけて、町内約二十の集落が民家や公民館を「神楽宿」にして夜通し舞う。1978年に国の重要無形民俗文化財に指定された。
見どころ
22日の夜の前夜祭と23日の本祭で、三十三番の神楽をすべて舞う。最初の七番は「よど七番」と呼ばれ、神々が天孫降臨の場を固めて国造りをしたことを表す。中でも神降(かみおろし)・鎮守・杉登(すぎのぼり)の「式三番」が一番重要とされる。終盤の山場は「岩戸五番」で、手力雄(たぢからお)が岩戸を探り、鈿女(うずめ)が舞って神々を笑わせ、戸取(ととり)が岩戸を開いて天照大神を連れ出す神話を舞う。
2024年の高千穂の夜神楽(下川登神楽)(高千穂町観光協会 公式チャンネル・YouTube)
見方と作法
夜神楽は、神様を迎えて舞を奉納する神事。集落の夜神楽は見物自由だが、神事に参列する礼儀として、受付に「御神前」を納めるよう観光協会は呼びかけている。三十三番は集落によって順番や題目が違い、いくつかの夜神楽を見比べる楽しみもある。
行くなら
会場は高千穂神社の神楽殿で、入場は無料、出入りは自由。前夜祭は22日の18時から、本祭は23日の10時から始まる。祭りの間は、神楽殿で毎晩1時間舞われる「高千穂神楽」は休みになる(2026年)。夜は冷え込むので、防寒具や飲み物、軽食を持っていくとよい。祭りの時期のあとも2月上旬まで各集落の夜神楽が続き、その年の日程と場所は毎年10月ごろに高千穂町観光協会のホームページに載る。
会場
高千穂神社
高千穂町, 宮崎県
地図で開く出典