中部 · 愛知県 · 犬山市
犬山祭
Inuyama Matsuri
国宝犬山城の城下町で開かれる針綱神社の祭礼。からくり人形を載せた13輌の車山が桜の町を巡り、夜は提灯をともして練り歩く。ユネスコ無形文化遺産。毎年4月の第1土曜と翌日の日曜。
次回
2027年4月3日〜4日
153日後
毎年 4月第1土曜 から 2日間
今後の開催: 2027年4月3日 / 2028年4月1日 / 2029年4月7日
由来
寛永12年(1635)、二つの町が「馬の塔」と「茶摘み」の練り物を出して参列したのが始まりとされる。6年後には車山が加わり、そのころからからくり人形を奉納していたと伝わる。慶安3年(1650)に城主の成瀬正虎が祭りを奨励すると城下の町々が次々に参列し、江戸時代中期までに今の形がほぼできた。もとは旧暦8月だったが明治31年(1898)から4月になり、何度かの変更を経て今の4月第1土曜と翌日の日曜になった。
見どころ
13輌の車山すべてにからくり人形が載り、夜は提灯をともして巡る。車山は高さ8mほどの3層で、最上層でからくりが演じられ、その下で操り手が人形を動かし、最下層でお囃子を奏でる。2日目の本楽祭には、朝から車山と練り物が針綱神社前に集まり、順にからくりを奉納する。重さ3トンを超える車山を担ぎ上げて向きを変える「どんでん」も迫力がある。日が暮れると、1輌に365個の提灯の蝋燭がともされ、満開の桜の下を巡る。
見方と作法
城下町の通りは狭く、混雑するときは歩行者が一方通行に規制されるので、係員や警備員の誘導に従う。混雑の中で急に立ち止まったり、向きを変えたり、逆方向に進んだりするのは危ない。車山のそばを通るときは近づきすぎず、張り出した部材にぶつかったり、車輪の潤滑油に触れたりしないよう気をつける。私有地を通り抜けたり、座り込んだり居座ったりしない。主催者の許可なくドローンを飛ばすことはできない。雨のときは中止とされている。
行くなら
2日間とも朝8時ごろに車山が出て、夜9時45分ごろに町内へ帰る。1日目の試楽祭は午後に犬山城前広場に13輌が並んでからくりを披露し、からくりの奉納をまとめて見られるのは2日目の本楽祭の日中。夜の車山は両日ある。前日の金曜の夕方には、町内ごとにお囃子の練習や車山蔵の開放をする宵祭もある。会場の針綱神社前へは名鉄犬山駅西口から歩いて15〜20分ほど。桜の季節で人出が多く、駐車場は早くから満車になり周辺の道路も動かなくなるので、電車で行く。
会場
針綱神社・犬山城下町
犬山市, 愛知県
地図で開く出典
- 犬山祭保存会「犬山祭」(毎年4月の第一土曜とその翌日の日曜日、13輌の車山と3つの練り物、宵祭・試楽祭・本楽祭、1635年の始まり、成瀬正虎の奨励、旧暦8月から明治31年に4月へ)
- 犬山祭保存会「車山と練り物」(上山・中山・下山の3層、13輌すべてにからくり、本楽祭に奉納)
- 犬山市観光協会「犬山祭」2026年(毎年4月第1土曜日・日曜日、どんでん、祭事スケジュール、からくりの見られる場所、駐車場と公共交通、ドローン、誘導員の指示)
- 犬山市観光協会「第392回犬山祭 歩行者通行誘導案内図」2026年(安全に観覧するために: 立ち止まり・逆走、車山の部材と潤滑油、私有地、係員の誘導)
- 愛知県観光サイト Aichi Now「第392回 犬山祭」(2026年4月4日・5日、8:00〜21:45、雨天中止、ユネスコ無形文化遺産)
- 中部広域観光推進協議会「犬山祭」(毎年4月第1土曜・日曜、高さ8m程の車山13輌、365個の提灯、英語名 Inuyama Festival)